

週末、御用がございまして、エレキテル商へ行って参りました。
そこで、こんな貼紙を発見いたしました。
「へぇ、広告の変化はこんなところにも・・・」
VHSの時から問題にはなっていたのですが、
「録画して見る」というCMを飛ばせる見方をされるのは、
広告収入でなりたっているTVにとっては死活問題です。
ただ、蓋を開けてみればそんなに影響力がなかったことや、
TVCM業界がものすごくがんばり、話題になる作品を生み出したこと、
そんなこんなで、今までなんとかやってきていました。
HDD録画ができるようになった現在、また問題が再発しています。
録画の問題だけでなく、広告の多様化など、
状況がより複雑になっての再登場です。
「もっと番組に自然に溶け込んだ形で次世代のCMはあるだろう」
と言われており、その実験的試みが時折やられております。
プロ野球中継やサッカーで、リアルタイム合成技術を使い、
実際には書かれていないのに、フィールドに大きく広告が入っている
とか。
ドラマで主人公が使っている携帯電話が、実は限定デザインモデルで、
番組とタイアップしてキャンペーンをする。
とか。
色々考えられており「マイノリティ・リポート」という映画では、
そのあたりの実験的試みもされて話題になりました。
この冷蔵庫も、そのひとつだといえます。
上のような例とは、だいぶ地味ですが、
冷蔵庫という熟成し、差別化が難しい商品には、
とても有効かもしれません。
っていう話を頭の片隅に置きながら、もう少しで始まる
「僕と彼女と彼女の生きる道」を見てください。
きっと、なぜか冷蔵庫だけ他の電化製品より
より多く、印象的にうつっていることに気づくと思います。
(そんなことないですか?ボクの思い過ごしかなぁ・・・)