彼=犬
もし、人生が逆回転なら、
人類はもっと優しい存在だったかもしれません。
昔、犬を飼っていました。
雑種です。
“少年”と呼ばれる時期を、一緒に過ごしました。
正直、ろくな飼い主ではなかったと思います。
自分の想像力が、あまりに貧弱で、
玄関先にいることが、あまりに普通でした。
↓そんなこと、想像できません。
ボクのいない時間の彼のこと。
ボクの足音を聞いた時の彼の姿。
人は、その立場になって初めて実感します。
・・・彼がいない玄関。
↓それを愚かだという人もいるでしょう。
実感した先輩から、100万回話を聞かされても、
その立場になって、初めて気づきます。
彼がどれだけ 合わせて くれていたのか?
彼がどれだけ 与えて くれていたのか?
その上、
彼はいなくなってからも、与え続けて くれています。
いや、
彼がいなくなった後の方が、
より多く与えてもらっている気がします。
もし、人生が逆回転でも、
ボクは こんなに与えることはできないだろう。
□■表現力、というもの[sketch-bookさん]
ワタシも昔、ウサギを飼ってたんです。
(ノД`)うううー
あーボクも弱いです。
「しょーるいあわれみの令」が国会で可決されてもいいぐらい。