京都って「変わった店」が多いように思います。
変わり方には色々あると思うのですが、他にはないっていう点で正統派なのは、やっぱここかな?
「緑寿庵 清水」
日本で唯一の「金平糖専門店」です。
柔ちゃんが結婚式の引き菓子に使ったことで一般的に知られるようになり、その前は「美味しんぼ」でも紹介された老舗です。
金平糖ってガンダムハンマーみたいな形のあの甘い砂糖菓子。みたことありますよね。
それの専門店なんですよ!
わざわざ金平糖ですよ! ちゅー話ですわ。
それも、結構いいお値段します。
小袋で480円
詰め合わせだと6000円以上します。
誰が買いにいくねん! ちゅー話ですわ。
京都大学の西裏路地に南北に走る「鞠小路」にお店はあります。
「鞠小路」っていうと、なんとも雅(みやび)な路名ですが、
絶対観光客は来れないような、なんてことない狭い裏路地です。
誰が行くねん! ちゅー話です。
一見すると、この店の存在は まったく摩訶不思議です。
現代絶大に必要とされているコンビニよりも
長い時間淘汰されていませんし、そんな気配もありません。
なぜ、あるのか?
なぜ、そこまでするのか?
なぜ、長い時間 商いが続けられるのか?
これを食べれば、何かわかるのかも?
今年も会えそうにない二人のことを思いながら、
ぽりぽりしてみたいと思います。
金平糖って、なんか形が似てますよね。
■reference
□「緑寿庵 清水」
■TrackBack
□七夕のお二人に貢ぎ物。["D"の空域さん]
トラックバックありがとうございます。
京都が大好きだけれども、京都に一度も暮らしたことのない私が、京都にお住まいの方にこうやって繋がれるなんて、ちょと不思議で、且つうれしいことです。
今頃京都の碁盤目中央部はお囃子の聞こえる日々でしょうね。
緑寿庵本店はほんとわかりにくい場所にありますよね。
出町柳からも結構あるのでやはり車じゃないと、と思い、今回は車でいったのに、そいや駐車場がないと思って、出町柳の市営駐車場に放り込み、で、本店横に駐車場普通にあったりして、で、疲労感倍増でありました…
伊勢丹や京高、大丸にも置いてるみたいですけど、レギュラーメニューしかありません。
とはいうものの、柔ちゃん以来、品薄続行中のようです。
毎年買ってたカルピスも今年は手に入らずじまいでした。
関係ない上に、ここでお伺いするのもナンですが、KOuさんは、何故「u」だけ小文字なのでしょうか?
おじゃましてます。
京都、いいですよねー。
小学生の頃に遠足に、中学では修学旅行で行きました。
大人になってからは行ったことないので、行ってみたいところのひとつです。(休みがとれたらぁ〜♪)
>「美味しんぼ」でも紹介された老舗です。
あのコンペイトウ、柔ちゃんの引き出物とは知らなかったけど、マンガは読みました。
テレビでもやてましたね。
味も普通のヤツと全然違うらしいですね。いいなぁ、おいしそう…。
地域にもよりますが、京都(碁盤の目内)に来るのと住むのとでは結構違いますよ!旧来からの遠まわしな言い回しでチクチクするオバサンもたしかにいますが、それ以外の生活は都会(?)の割には快適で意外に静かで自然のある場所も多いです。
またエントリを書こうと思っているのですが、お隣にある「鞠小路」というケーキ&Cafeがおすすめです。京大生御用達のお店です。ボクはこちらの方が良く行っています。オーダーしてからがのんびりしているお店なので、ゆっくり時間のある時に行ってくださいね。
>KOuさんは、何故「u」だけ小文字なのでしょうか?
安倍晴明ゆかりの方が姓名占いというのをされていまして、その方に聞いたところ、こうしたほうがいいと言われまして…。
モーニング娘。が 。←をつけて固有名称としているのと同じです。
っていうのは冗談で、こだわりとヲサレと個性です。
■ほうてて さん
祇園さんや水物、川床など、夏は夏で魅力的なイメージを持つ京都ですが、実のところは世界で一番暑いんじゃないかっていうぐらい、ムシムシ天国です。観光どころじゃありません。来られるならもう少し涼しくなってからがいいですよ!
>味も普通のヤツと全然違うらしいですね
たしかにうまいです。
ですが、冷めた事言うと所詮は金平糖です。砂糖の塊。食べたこと無い劇的感動!ってなものでもないです。
けれど、心意気というか愛情というか、純粋な味以外の何かがあります。
この金平糖は、クチの中に広がる味だけではなく、それに至るまでの長い前振りと、その後に長く尾を引く余韻、そのすべてに価値を感じられる人でないと、あの値段には納得いかないでしょうね。
もし、お口にされる機会があれば、そういった色々な想像をすることをおすすめします。
そうすると、また京都に足が向くかもしれません。