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2004.07.06

■映画字幕フォント




『フォント』という用語はご存知でしょうか?

IT用語辞典 e-Words
フォント 【font】
文字をコンピュータを使って表示したり印刷したりする際の、文字の形。書体とも呼ばれる。また、文字の形をデータとして表したものをフォントと呼ぶ場合もある。

文字といっても記号の一種である。

記号となると、デスクトップで使うアイコンのように、
美しさや趣味趣向が求められ、デザインの対象となる。

デザイナーがデザインという要素を加えた文字が、
フォント(書体、文字の形)と言える。


“デザイン”という要素とは、
“みてくれ”だけに美しいやかっこいいと思える要素を加える
ことではなく、
“みてくれ”と“機能や意味”を両立させている要素。

“みてくれ”だけではなく、“機能や意味”だけでもない。
その両方が過不足無く両立している要素をデザインと呼ぶ。




それは、世界最小のフォント制作会社 タイプラボ 社のメルマガ
タイプラボ・フォントNEWS」第7号の一文

【映画の字幕文字】
  外国映画の画面に出てくる、あの文字のことです


です。
バックナンバーが公開されているので、ここで読むことができます。


要約すると、
何気なく見ている映画の字幕文字、
実は大変小さな文字を書かなければいけないという制約と、
誰もが空気のように自然と受け入れられる見た目を両立させる為に、
あの独特の文字デザインになった。
のだと。



単にボクが浅知恵サル知恵(ウッキー)だったと言えば、それまでの話なのですが、あの文字にそんな事情があったとは!

今から思えばアホな話、
「あ〜たくさん書くから、面倒で略漢字書いてはるんやなぁ…」
「この人、クセのある独特の文字書かはるなぁ…」
と“みてくれ”ばかりしか目をやっていなかった自分が恥ずかしい。

世の中の全てのモノには、何か意味があり、

と改めて認識。目からウロコがぽろっ。



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■reference
(メルマガ原文と同じです。クリックでリンクできないので)
佐藤英夫さん・武さん
リンククラブ ニュースレター2003年03月号 人間と芸術
http://info.linkclub.or.jp/nl/2003_03/art.html
『じまく屋』鏡古 
橋本鏡古さん 自己紹介
http://www.in-tel.co.jp/inpaku/jimakuya/kyoko1.html
朝日新聞で紹介された記事が興味深い
http://www.in-tel.co.jp/jimakuya/

シネマ文字を書こう(次期開講日は7月13日!)
「池袋コミュニティカレッジ」 講師 渋谷展子さん
http://college.e-doc.co.jp/ikepri/files/200404/homepage/public/hp/20040413050.html
映画と字幕 日本シネアーツ社
かなり詳しく丁寧に説明されています。
http://www.cinearts.co.jp/page04.html
ぷらすあるふあ
無料の字幕風フォント「あるしねま・あるしねま-G・ぜっとしねま」
http://www.soho-net.ne.jp/~alpha
(KOu注:CubeClockで使っているフォントもここ製です)
Chiphead
無料の字幕風フォント「しねきゃぷしょん」
http://chiphead.jp/
放射16号
無料の字幕風フォント「てあとる16」
http://www.ee.e-mansion.com/~t-wtnb/
posted by KOu at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | ■Mono
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映画字幕フォントのお話
Excerpt:  昔テレビで、映画の字幕を書く職人さんが取り上げられていて、え〜あれって手書きなのぉ?!とびっくりした記憶があります。
Weblog: plants+
Tracked: 2004-07-15 21:38










最後まで読んでくれてありがとう!
そんなあなただけに、KOuからのとっておきトリビア!


トリビア司会者の後ろにある水槽の商品名は「アクアティックビジョンシステム」
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