サルのように聞く
実は密かにiPod shuffleを購入していたKOuです。
こにゃにゃちは、お久しぶりです。まいど。
って言っても、自分のじゃないところが悲しいんですけどね。
家族のです。
さてさて、自分のモノじゃないのに、
さも自分が持っているかのような気分で、ハルウララウカレポ○チサクラサク。
「付属で付いているの気に入らないから、適当にヘッドフォン見繕って」
という言葉に、物欲熱が急上昇しております。
自分だけが異様に感度がアル、
まさにマイブーム、ヘッドフォン、ヤホォ〜ィ!
そこで目をつけましたのは、
“高級オーディオメーカーの安価ヘッドフォン”
という、なにやら安いんか?高いんか?わからんピンスポット。
これねぇ、なかなかいいっすよ!
ってことで、手元に何故かある2製品をレビューです。
※他製品全般との比較ができるほどマニアではないので、
あくまでこの2製品を聞き比べた、一個人の意見としてお読みください。
■K24P [AKG]

AKG<アーカーゲー>
(Akustische und Kino-Gerate Gesellschaft m.b.H
[Acoustic & Cinema equipment Limited])
オーストリア、ウィーンのメーカーで、世界有数のプロフェッショナル向け機器の一つ。
オーディオ好きのおっちゃん曰く
「おっちゃんの若い頃は高くて買えんかった、あこがれのブランドなんじゃ」
と言わしめるほど(おっちゃんにいわしめられてもうれしくない)
聞いてみた感じは、サウンドモニターとして真面目に作ってあり「何もフィルタリングせず、音源からの音が正しく聞こえる」という印象。
なので、最近の超コンシューマー向けオーディオを聞きなれた方には物足りなく感じるかもしれません。
作りは値段相応のちょっとキャシャな感じなので、乱暴に扱いたい人には向いていないでしょう。

デザインは、ボクはかなり好きです。
ガンメタにちょっとチープなオレンジ。そしてこのデザイン。ほんのちょっと何かが違うと「100均の品」に落ちぶれてしまう、かなり微妙なラインでバランスを維持しています。
AKGを知らない人が見れば“訳のわからん三流品”と思われるかもしれないですね。
その微妙加減がスゲーかっこいいなぁと思うのですが…。
■PX100 [SENNHEISER]

SENNHEISER<ゼンハイザー>
ドイツのメーカーでゼンハイザー教授が設立した。
同じく、世界有数のプロフェッショナル向け機器の一つ。
オーディオ好きのおっちゃん曰く
「おっちゃんの若い頃は高くて買えんかった、あこがれのブランドなんじゃ」
と言わしめるほど(マタカヨ!´д`)
聞いてみた感じは、昔からノイズキャンセル技術の発達したメーカーだからか、K24Pに比べ「音楽が気持ちよく、楽しく聞けるようにイコライジングしてある」という印象。
楽しく音楽を聴くなら、こっちかなぁ。
聞くのが気持ちいいです。


この製品の特筆すべき点は、折りたたみのギミック。
ドイツのメーカーらしく、工業製品のレベルの高さを感じます。付属ケースもかっこいいです。
ヘッドバンドとイヤーカップの接合部が細く、弱そうですが、それ以外の作りは値段の割にはシッカリしていると思います。

デザインは、特にヘッドバンド頭上部のロゴがスゲーかっこいいです。K24Pより万人がかっこいいと感じてくれるデザインでしょうか。もうちょっと堅実で真面目なデザインでも良かったのになぁとも思いますが、このぐらいの方が一般ウケは良いでしょうね。
■両方ともに・・・
安易に“安物でも作ってみっか?売れるし、小銭稼げるっしょ”と高飛車に作ったわけでなく、
「しっかりユーザー像を想定し、全ての要因において最適な選択をされた」という印象をもちました。最高ではなく最適です。価格によって最適を選択されている部分もありますし、ユーザー像の想定から最適を選択されている部分もあります。
なので、マツダじゃないですが、クラフトマンシップ感じる逸品だと思います。
深澤直人氏が公共デザインをやりたいと思う理由として、
「公共デザインというのは、このデザインを感じながら生活してきた人にとっての基本となる。
その人がデザインをするとき、これが基本なのだから、これ以上のデザインをすることができる。(しなければいけない)
つまり、公共デザインの質的向上は、そこのボトムアップになる」
というニュアンスのことを言われていました。
若い感受性の高いときに、このようなクラフトマンシップの良い製品に触れていると、これ以上の物を作りたくなるし、ほしくなると思います。
昔は、逆立ちしても買えない逸品でしか感じられないオーラでしたが、
今はこのような製品によって、学生の小遣いでもオーラを少なからず感じることができるのは、とても幸せなことだと思います。
このあたりの“製品が持つオーラ”だけでも、数千円高くても十分価値があるものだと思います。このオーラを若い時に感じながら成長するのと、感じないのでは、大人になって大きな差になるんじゃないかなぁ(って大袈裟ですか?)
あとは、KOSSのが気になるところです・・・。
ゼンハイザー ヘッドホン 折りたたみ式オープンエアモデル PX100 | |
![]() | ゼンハイザー 売り上げランキング : 1,149 おすすめ平均 ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
□SENNHEISER
□AKG
![]() | Apple iPod shuffle 1GB M9725J/A by G-Tools |
![]() | Apple iPod shuffle 512MB M9724J/A by G-Tools |
![]() | Apple iPod shuffle スポーツケース M9758G/A by G-Tools |
折りたためる点では、「SENNHEISER」のほうが実用的かな??
あ、でも音楽聞く人はいっつも頭につけてるのか・・・←先入観?
ゼンハイザーも安くなったものですねぇ。
って僕もジジイか・・・。
バングも安くなってくれたらいいなぁ。
このデザインの良さがわかっていただけますかっ!ほうててさんは違いがわかる人ですねぇ。
ボクの書き方が悪かったですね。
両方ほぼ同じサイズに折りたたむことが可能です。ただ、AKGの方はちょいと安物らしい布ケースが付いております。
■amerio さん
安いでしょう!昔からゼンハイザーを知る人には衝撃的だと思います。
B&Oはまぁこの路線にはのってこないでしょうねぇ…。
在庫も視聴機も、山のように並んでいますから。
あんなにあるのに、視聴機になっていない、在庫もままならないのを好んで買ってくるのですから、人間って不思議なものです。
今までイヤホンしか使ったことないので楽しみ〜
値段が値段ですから、過度な期待はせずに、一流メーカーを持つ雰囲気をお楽しみくださいませ〜。