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2005.03.14

■境界線の提示

くだらない話

050314kyokai.jpg週末は久しぶりに画廊&展覧会めぐりへ。
「やっぱり、Artは面白いなぁ・・・」


今回見て回った作品は、偶然にも「境界線」を意識させられた。


これは本物なのか?それとも偽者なのか?
これは写真なのか?それとも絵画なのか?
これはArtなのか?それともゴミか?


全ての物事には「境界線」が存在する。



大昔の人間が獲物の絵を壁に描いて以来、
Artは「境界線」への挑戦をしつづけたとも言える。

「印象〜日の出」で「Artの可能性」境界線を提示し、
アンディ・ウォーホールは商業との境界線を提示し、
木村伊兵衛写真賞を受賞した澤田知子氏は写真の「境界線」を提示した。


彼女は自分でシャッターを切らない(らしい)。
自分のお見合い写真を撮っているのだから、普通といえば普通の話。

だけど、
カメラのシャッターを切らない写真家。
果たして、これで写真家と言えるのか?


この問題定義を聞いて、頭の柔らかい方ならこういうだろう
そんなこと、どうでも良くない?」と。


そう、どうでもいい話なのだ。
では、写真家とは?写真と呼ばれる作品とは何なのか?
カメラという機器を使って、Art作品を創造する人を写真家という
この定義に疑問を持つ方は、そういなかっただろう。

彼女が登場するまでは・・・。


今ではどうだろう?
先ほど、「そんなこと、どうでも良くない?」と思った方にお聞きしたい、

 写真家が写真家たるのは何なのか?
 写真が写真たるのは何なのか?
 普通のお見合い写真とセルフポートレイトの違いは何?

彼女が提示した「境界線」に無意識に束縛されている、
そのことを意識していた写真家が果たして何人いたのだろうか?



■Artは難しい? いやいや、くだらないのだ


「Artは難しい、何か分からない」と良く耳にする。
その原因の一つとなっているのが、このような「境界線」を提示するタイプの作品だと思われる。

このお見合い写真のように、あまりに一般的でありふれた物をわざわざ「Art」し展示する。
「私のお見合い写真と、どこがちがうっちゅーねん!」
と思われるだろう。

この言葉は、
貴方が「境界線」を意識し、その境界線に疑問を感じた
という意味ととれる。

疑問を感じれば、その答えを見つける行為ができるようになる。それは、新しい発見に繋がる。


感覚的には、マジックのタネを教えてもらったのに似ているのかも?

タネを聞いたら、「なーんだ!」って思い、大したことないなぁって思うのに、
聞く前はとても不思議に思い、大袈裟に騒いで、
ホントに超能力なんじゃないか?って半信半疑になったりもする。

天動説を真剣に信じていた人間がいたことを、なんとなく信じ難いのにも似ている。


この落差。
この落差の後の方だけ見せられれば、そりゃ誰だって「くだらないなぁ」って思うだろう。



そこにある作品がくだらないのではない。
そこに形は無いが存在している「境界線」がくだらないのである。

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■reference
Tomoko Sawada web
はてなダイアリー - 木村伊兵衛賞とは
posted by KOu at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | ■I think
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Excerpt: 天動説天動説(てんどうせつ)は、すべての天体が地球の周りを公転しているという学説のこと。2世紀にクラウディオス・プトレマイオスによって体系化された。地動説に対義する学説である。地球が宇宙の中心にあると..
Weblog: 天文・宇宙を知る
Tracked: 2007-10-18 12:35










最後まで読んでくれてありがとう!
そんなあなただけに、KOuからのとっておきトリビア!


トリビア司会者の後ろにある水槽の商品名は「アクアティックビジョンシステム」
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