軸足のひざを伸ばしたまま二足歩行する人間型ロボット「クロイノ」

録画しときゃよかった・・・_| ̄|○
起きたてでは俊敏な動きと迅速な判断はムリっす。
(Netでどっかないかなぁ・・・鶴ビン氏のぽろっ!事件はあったのになぁ。皆さん見たくないですか?「あん!」に「再放送して!」って要望メール出しません?)
各動きがものすごくかっこええ!
ただ「〜の動きができます」ではなく、
「かっこいい〜の動きができます!」という印象を受けました。
注目のひざ伸ばし歩行ってのは、
手塚アニメでよくみる、誇らしげに歩く動き、胸張って、足の運びに自身があって、いさましい。そんな動きでした。(←分かります?)
その他の動きも「いかにかっこよく見えるか?」ってのを追求しているようで、動きのアニメ的なディフォルメーションを随分と研究されているんじゃないかと思います。
何かねぇ、動きからクロイノの気分とか、性格とか、そんな心情的要素を感じるんですよ!それがスゲ━━(゜∀゜)━━ッ!!
KOuの考えが続きます>>>.

「動きにも何かの意味を持たせてロボットからの表現手段のひとつとする」
というベクトルの研究はどういった意味があるのか?
攻殻機動隊のタチコマも議論していましたが、
ロボットというのは、なまじっか
“人間と似ている”
“人間を脅かす存在になりうる”
といった要素を含んでいるだけに、対ユーザーへの安心感演出(対ユーザー心理インターフェイスとでも言うのかな?)が重要なポイントとなると思います。
例えば、ターミネーターみたいな外観のロボットがお洗濯とかしてくれても、なんか安心できないでしょう?やっぱ、メイドさん系とか、うーん人それぞれあるでしょうが、もし反抗してきても、見た目の判断で勝てそうなデザインが大半の人はいいと言うでしょう。
という点と、もうひとつは、
人間は何の意味も感じない動きはしません。歩くという動き一つとっても気分が反映されるはずで、第三者はその気分を感じ取ることができるわけです。なので、「こいつ何かいいことあったな?」ってのを歩いている姿だけで判断できます。
この2つ(他にもありますが)がロボットをデザインする上で重要な要素で、より深いロボットのインターフェイスを構築できるのだと思います。極論、理想的なモーションデザインができていれば、ロボットの状態を表示する液晶画面なんか必要ないはずです。
「クロイノ」は正に歩くという動きに、自分の感情をも加えた動きができるロボットだと思います。そして、その第一歩を踏み出した重要なロボットだと思います。
いままでのロボットと呼ばれる機械は、そんなこと考える以前に“Can't→Can”で話題となっていたことを考えると、「クロイノ」は上記意味以外でも質的向上のトップランナーと言えるのではないでしょうか?
最後に「クロイノ」の名前の由来を作者本人が語っておられました。
やっぱ、関西でいう「黒いの(=黒いもの、黒い奴、黒い方)」が語源で、あと歴史に残るとかっていう意味の「クロイス?(忘れました)」という意味もあるそうです。
■reference
□ROBOGARAGE「クロイノ」
■TrackBack
□■小型ヒューマノイド「クロイノ」CHROINO[★究極映像研究所★さん]
□軸足曲げず歩くロボット開発 [(脱おでぶ計画)criss crossの徒然ブログさん]
なんだか最初にこの「CHROINO」を見たときに衝撃が走ったことを覚えています。
そして今回また再会(?)させていただきました。
すいません、首都圏なので朝のVTRはわかりませんがとてもかわいいです。
動いている姿を見ると、再び衝撃が走ると思いますよ!
また見てみたくなっちゃいました。