祭り解説本

断片的に、その場その場で言っていることは分かるし、例えばデータベースや監視の話は感覚的にも「そうそう!」と言える。
だけど、それらが繋がらない…。
だから「〜というわけでカーニヴァル化するのです」の結論に???の嵐。
メールマガジンでの連載がベースになっており、大幅に加筆・修正されているらしい。元はもっと多い文量だったようで「こんなコンパクトにすること自体に無理がある」と言っていたblogもあった。
文字数を減らし、その文一単語が伝える情報量を増やした、
そんな意味深い濃厚な文が続くので、本の体裁以上のボリューム感を感じる。
だから、何度も読み返し、自分の体感に問い合わせ、実感を抱きつつ、先に進まないといけないのかもしれない。
そうなれば、自分の知らない世界(現在の若者・Net・2ちゃん・祭り…)が知りたくて読む。という人には向いていないだろう。
まさにこの言葉
読んでいて自分が普段あまり気に留めてない事柄を言葉として差し出されたようなある種のさっぱりした感じの本
というわけで、Netで情報探し。
以下、自分用メモ8割の理解するための情報。
続きは↓ココから↓
■「第5回 ハイテンションな自己啓発って? フリーター・ニート問題の盲点――鈴木謙介インタビュー其の一」
■「第6回 監視化社会の本質、あるいはデータベース化する自分探し――鈴木謙介インタビュー其の二」
Excite エキサイト:ブックスのコーナー「日刊!ニュースな本棚」にあった、著者インタビュー記事。これ読んで、繋がり始めた。
■GLOCOM - Publication: カーニヴァル化する社会
なお本書は、東浩紀GLOCOM主幹研究員が主宰したメールマガジン『波状言論』に連載されたコラム「カーニヴァル・モダニティ・ライフ」を、書籍化に当たり大幅に加筆・修正されたものだということであった。
■Passion For The Future: カーニヴァル化する社会
雇用問題から、監視社会、データベース、共同体から共同性へとテーマは各章でめまぐるしく変わる。この本は、(著者自身もそのように前置きしているのだが)全体として一貫した論理にまとまっているとはいいがたいように感じた。だが、各論についてはどれもとても面白く、時代の空気を的確につかんで考察している部分が多い。ネット社会の最新のキーワードを見つけたい人におすすめ。
■Krafty | 鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』
読んでいて自分が普段あまり気に留めてない事柄を言葉として差し出されたようなある種のさっぱりした感じを受けたことも確かだ。
この本が指し示していないそうした自己の在り方については、他でもないこの私が考えるべきなのだろう。
blogの論評で面白かったの。
■BOOK倶楽部(講談社の内容紹介ページ)
- カーニヴァル化する社会
- 発売元: 講談社
- 価格: ¥ 735
- 発売日: 2005/05/19
- 売上ランキング: 6,793
- おすすめ度
■TrackBack
□カーニヴァル化する社会[情報考学 Passion For The Futureさん]
□鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』[Kraftyさん]