78点でした

新聞掲載の今年の問題をちょいとやってみました。
なぜか地理。(理由は大人の事情)
やってみて気づいたのですが、
随分と問題の質が変わってきていません?
前から事前学習による記憶を根拠に、理論立てして解を見つける問題ではあったのですが、記憶に頼る割合が少なくなっている印象。
または、特殊な情報にすることで難易度を上げるのではなく、根拠は一般常識で理論の質で難易度を調整する。
そんな印象を持ちました。
人間の知識依存度が着実に低下しているんですね。
昔は「おフランスでは○○ざ〜ます」って言うだけで評論家になれたのに。
“ググる”のおかげで、人間は随分と外部記憶に頼るようになりました。
名探偵コナンでも、十分な情報がないと名推理はできない訳で、
どれだけ理論重視問題になっても、最低限の記憶は必要になります。
電卓OKな数学試験があるんですから、
“ググる”OKな地理問題も近そうですね。
そして、
今より、もっと極端に外部記憶に頼る世界になれば、
センター試験での、外部記憶の使用制限項目も追加されるんでしょうね。
政治経済とかは難化していましたが、
生物なんかはなんだかスゴイ易化してました^^;
新課程は
実学を重視しているのかなぁ。。。。
生産しないビジネスが生まれ何年も経ちますが、結局求められるのは生産すること、とは皮肉なものですね。
■おすぎさん
毎年、易しいのと難しいのと、けっこう差があったりして、選択科目だと運みたいなものもありますよね。易しいから言いわけでもなく、易しいから安易な間違いの影響力が大きくなるわけで。一概に良いものでもないものです。
大学は、漠然とした良い生徒を見つけるための試験ではなく、大学にどれだけメリットを与えてくれる生徒なのか?を見る試験に変わってきているのでしょうね。
なので、自主的に勝手に社会的な功績ある活動をする生徒が欲しいのでしょうね。(=その派手な動きは宣伝効果が大きい)