「詭弁ちゃら」それらしいウソでゴマをすること
きべん 0 【▼詭弁】
(1)間違っていることを、正しいと思わせるようにしむけた議論。道理にあわない弁論。「―を弄(ろう)する」
(2)〔論〕〔sophism; sophistry〕人をあざむくため故意に行われる、虚偽の推論。
きべん-がくは 4 【▼詭弁学派】
ソフィスト 2 [sophist]
〔ギリシャ語で知者・賢者の意〕紀元前五世紀頃、アテネを中心として弁論術や政治・法律などの教養を教えた職業的教育家たち。プロタゴラス・ゴルギアス・ヒッピアス・プロディコスを代表者とする。論争修辞に走ったと評されるところから、現代では詭弁家という意味に転用されている。
共にgoo経由 三省堂提供「大辞林 第二版」より
長い待ち時間があると分かっているのに、読みかけの本を忘れ、急遽調達した本。ほぼタイトルのインパクト買い、ジャケ買い、出オチに近い。
内容は素直に詭弁について論じられていることを期待したが、
詭弁というより、単に「構造がややこしくなりがち」な話を、日本人らしく、そしてもっともらしくカテゴライズし解説してあるだけ。
1976年に初版発行、現在50版 隠れたベストセラーか?
内容には詭弁がなかったが、
文末の書簡情報に詭弁があった・・・。
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