テクノティラって読んでしまいません?

「Web2.0」という言葉が話題だが、それを形成するキーファクターに「タグ」「タギング」というのがある。
「タグ」とは、ブロガー自身が自分が書いた記事につけるジャンルやカテゴリーのことをさします。ブロガーは、自由に自分の記事にタグをつけることができます。
<テクノラティ: タグをつけよう!特集の説明から>
続きは↓ココから↓
「Web2.0」を解説する文を色々読んで見て、[技術先導な世界]→[ユーザー先導な世界]って雰囲気をなんとなく感じていた。
例えば、ロングテールはユーザーが本来望んでいた市場=技術やビジネスの事情で失われていた市場のアクセスで、マッシュアップに使われるAPIも、一個人では絶対に手に入れられなかったデーターベースという資財の開放、と見ていた。
その中で最も腑に落ちないというか、仲間はずれな印象を持っていたのが「タグ」「タギング」
利用シーンでの「Web2.0」気分はよく判る。
人は複数の分類軸を見つけることで、対象の認知の手がかりにする。分類軸が多くあるほどより明確に認知ができる。
だから、タグを使って「○○であり」「××でもあり」「△△でもある」と言われる方が理解しやすい。
探すときも、目標対象は重集合に属しているので、「○○」からも「××」からも「△△」からもアクセスできると探しやすいし、○○という世界の中で、××を探すとすれば、より的確に探せる。
この話は今更始まったことではなく、利用シーン面での多大なメリットはかなり前から気づかれていたと思う。問題は生成シーン面なのだ。
ボクが腑に落ちなかったのは、生成シーン面での新しい方法が語られていなかった点。
これからサプライズがあるんだろうと楽観的な期待をしていたんだけど、テクノラティを見る限り、それは楽観的すぎたんだなぁと思った。
やっぱり、タグは腑に落ちない。
これじゃ、今までビジネスとして生成されていたデータベースをユーザーに押し付けただけじゃないか。
比較的作業の定型化できそうな感じなので、どこかの凄い人が自動化スクリプトを作ってくれそうだけど、そういうのがない限りは、こんな面倒で「タダで働かされている感」あることを誰がやるんだろうと思う。
多分これから「Web2.0」という言葉でグルーピングできるサービスが登場すると思うが、いかにユーザーを能動的で積極的に働かせることが出来るか?が「Web2.0」サービスの肝なのかもしれない。結局凄い革命的な技術ができた訳ではなく、「モノは言い様、はさみは使い様」テクニックが新たに生まれて、積極的にピラミッドを作ってくれる人材が確保できるようになったって、そういう話なのかもしれない。
って言いながら、タグ付けしてみましたけどね (ヘ_ヘ)>゛
■reference
□テクノラティ
ブログにタグって、考えは楽におもいつくけど。
これからは「生成」をどうにかしてほしいですな。
ちなみにボクはアフィリエイトのキーワードのとこをどうにかできないかな、とも考えましたが、技術が追いつきません。
「どこかの凄い人」に頼むしかなさそうですね…。
手動で手間をかけるのもいいんじゃないかな、とも思いますが。
ちなみに、バトンまわさせていただきましたよ〜。
http://manten.seesaa.net/article/10910549.html
タグがこれだけ役に立っているのは、それを付けてるのが人間だから。なので、自動生成をしようと思うと、文脈認識技術が必要になり、そりゃ大変なことになる。アフェリのキーワードも文脈を考慮した商品検索が出来る方が、利用率が高くなるんだろうけど、そんなことは現在ではできないから、やっぱ、人が動くことになる。
やっぱね、マメにやる方がいいってことになるんだろうけど、テクノラティのようにそのままそれを出されてもなぁって思いますね。