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2004.11.10

■インファナル・アフェア

おっとこまえ二人

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最近のハリウッドはそこいらから脚本やリメイク権を買いあさっておりますが、この作品もその“買いあされた”ひとつ。

ブラピがやるとか、どうとか…らしい。


香港マフィアと警察の熾烈な争い。
マフィアは警察に、警察はマフィアにスパイを同時期に送り込んだことで、とても奇怪で数奇な運命をたどることになった男前二人の話。

アンディ・ラウはマフィアのスパイとして警察のエリートコースを進む一方、アンソニー・ウォンは警察の潜入捜査員としてマフィアのボスの信頼を勝ち取る。

互いに(仮に)生きる世界で頭角を現した頃、二人はとうとう出会ってしまう・・・。



「脚本の妙」が好きな方、
多くを語らずとも「場面が言わんとする事」を理解するのが得意な方
そして、男前が好きな方には
オススメの映画。

逆に言うと、そんな頭を使う映画は嫌いって方にはオススメできません。

ネタバレ話は続きで…

>>>
始めに結論を言うと
期待はずれ(期待が大きすぎた)なので★★★☆☆
純粋に前情報が無かったら、★★★★☆かも?
でも、前情報が無ければ、あのややこしい設定は理解する自信はない。

脚本の出来栄えに定評があると聞いたので見たのですが、
そんなほどでもなかった。

例えば、大好きなSABU監督作品や、
ジョビジョバの「スペーストラベラーズ
中原俊監督の「lielielie」「12人の優しい日本人

これらの方が全然脚本の出来はよかったと思う。

ただ、これらの映画は、日本人にしか理解できない感覚があると思うので、間違いなくハリウッドは買わないし、他国で興行しても受けないと思う。

その点では「インファナル・アフェア」はどこの国でも受け入れられるだろう。


アンドリュー・ラウ監督は香港映画では有名な実力派らしい。

流石とてもかっこよく、都会的な映像センスを感じるし、男前がより引き立つ撮り方をされていたと思う。

しかし、
「情報を伝える」という点においては、あまりうまいと感じなかった。つまり、何が起こっているのか?今何を感じればいいのか?が分かりにくい。その上こんなややこしい設定なのだから、何度か見ないと十分に楽しめないのかもしれない。

ハリウッド映画は、本来の面白さを犠牲にしてまでも「情報を伝える」という点に力を注ぐと思うので、リメイク版の方には期待できるかも?

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■reference
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本当はジョビジョバの舞台の方が面白いのですが、これしかみつからなかったので。
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posted by KOu at 15:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■Kino
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そんなあなただけに、KOuからのとっておきトリビア!


トリビア司会者の後ろにある水槽の商品名は「アクアティックビジョンシステム」